三進金属工業株式会社様

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発信!福島工場

 

意義 なぜ、福島工場は誕生したのか。

SPECIAL INTERVIEW
植物工場システム「Fプランタ」で
先進ロールモデルを提示せよ。

先例のない、植物工場システム―。そのより良い「ものづくりの仕組み」と「運用・運営システム」の
実証実験用工場として立ち上げたのが、福島工場内の「Fプランタ」だ。それは次代に向けて、
日本の「食のものづくり」を変えていく先進ロールモデルへの挑戦である。

MISSION START

企業情報

「三進らしい発想」から
「三進ならではの工夫と成果」へ

Fプランタ外観

「地域貢献」を果たし、「環境と工業が融合したファクトリーパーク」を目指して進化を続ける福島工場。この地に2014年12月、新たなものづくりの工場が誕生した。工場生産施設として野菜などを育てる「植物工場システム・Fプランタ」だ。それは、いつの時代もどんな課題解決にも、前を向いてチャレンジし続ける三進金属工業が、新たな挑戦テーマに「未来のものづくりモデル」の構築を選んだことを意味していた。
 「世界的な人口増で近い将来、食糧難時代を迎えると言われるなかで、『食』の分野においても日本のものづくり技術で、もっとできることがあるんじゃないか。そんな三進らしさが滲み出る発想から、大阪府立大学との産学協同研究による新規事業として始まったのが、植物工場システムの挑戦プロジェクトです」
そう語るのは、営業の照井太。「先進のロールモデル」となる植物工場とその運用の仕組みを広く世の中に知らしめ、販売提案による普及拡大を担っていく存在だ。

環境への取り組み

もう一人、照井をものづくりの視点から支えるパートナーが、設計の渡部哲。太陽光発電用架台などラック技術を活かすさまざまな製品の図面設計から施工までを、一貫して手がけてきた信頼厚い設計エンジニアだ。
ただ、そんな渡部にとっても、植物工場は初めて足を踏み入れる未知の領域だった。「これまでにない取り組みですし、植物工場が担う期待や役割、それを実現する技術も日々、進化しています。それでも挑戦するからには『三進ならでは』の工夫と成果が必要です。Fプランタは、そのために『まずは、自ら栽培してみよう』という実証実験の舞台。オールラウンド的に実験ができるようにし、そこで得たさまざまなデータをフィードバックし、これからの植物工場の設計製作に活かしていくことを第一に考えました」。

「人間の導線」と「無菌」「断熱」、
解決課題をひとつずつ検証

M式水耕栽培初

新たなミッションに挑む二人にとって、心強かったことが2つある。一つはトップメーカーとして磨き上げてきたラックのものづくり技術と活用ノウハウ、もう一つがグループ会社・M式水耕研究所が培ってきた植物栽培の経験知だ。ただ、その強みをどう組み合わせて、効率良い仕組み(ものづくりモデル)につくり上げるか。突きつけられた命題への答えは、自ら創り出していくしか選択肢はなかったとも言える。 「世の中にまだ確立されていないんですよ、植物工場の概念も仕組みも。だからFプランタで実際にデータを蓄積しながら、まとめ上げていく戦略を立てました。工場内の通路が広過ぎてもムダなスペースだし、狭すぎると効率が悪い。栽培技術だけなく、そうした人間の導線も含めて、細部を一つずつ詰めていきました」と語る照井。

環境への取り組み

「植物工場は無農薬栽培になるので、無菌状態を創り出さないといけません。また、四季や天候に左右されない温度管理も必要です。無菌と断熱を確保するために、設計と検証には時間をかけて、何度も繰り返しました。それでも最後の施工時まで、本音を言えば苦労の連続でしたね」。
言うなれば、手探りによるトライ&エラーの連続である。それでも、照井には確固たる想いがあった。
「野菜の栽培状況を見て判断しながら、骨格となるラックを、独自技術でいろんなシミュレーションで試作できるのは、私たち以外にはできないこと。これだけ大規模な設備には信頼ある設計がいないとできませんが、幸い私たちには『ラックと話ができる』ほど信頼の厚いエンジニアがいますからね」

PROJECT INTERVIEW

机上で語って終わるな。
自分でやってみようじゃないか!

第三工場

世の中に「机上で語る人」は多いけど、そこで終わって実際にやってみる人は意外と少ない。植物工場システムも決して特別なものではなく、誰もが「これからは必要になる」と感じていたこと。でもそれを「じゃあ、やってみようか」と、動き出したのが私たちです。Fプランタは、さまざまなお客様が植物工場を活用していく実証実験設備。展示ルームも用意して、お客様が「これだけしっかりしたモデルがあるなら、うちもやってみよう!」という決め手となる存在にする覚悟でした。だから、決して妥協できない挑戦でしたよ。(営業部 照井)

「やりきり」を積み重ねてなお、
「まだ、できること」がある!

環境への取り組み

「創造、迅速、誠実」をモットーに、一度の納期遅延もなく、予定したことは必ずその日のうちにやりきって、明日に仕事を残さない。そんな「やりきり」の実践プロセスをしっかりと積み重ねていくのが、三進金属のこだわりであり、誇り。植物工場も、やっつけ仕事では私たちが挑戦する意味がないし、最終的には植物工場の生産ラインが「当たり前のビジネスモデル」となっていくことが願い。どんな時も結果を恐れるより「まだ、できることがある」と挑戦し続けることが大事ですし、その心意気で植物工場と、その先にいるお客様にしっかり向き合っていく決意でしたね。(設計部 渡部)

MISSION CLEAR

天候に左右されず、栽培環境を自由にコントロール。苦難も乗り越えて完成した「Fプランタ」。

第三工場

試行錯誤を経ながらも2014年12月、ようやく完成したFプランタは稼働を開始する。自然の天候に左右されることなく、栽培環境を自由にコントロールできるのが強みだ。現在はまだ、葉物野菜などが中心だが今後、機能性野菜や漢方の生薬原料なども視野に、栽培する品種も増やしていくことになる。

環境への取り組み

「おおよそ50日で1株ごとに収穫できますし、1日単位で工程スケジュールをずらすことで、年間を通して安定的な生産が可能です。生産方法だけでなく、原価管理や出荷・流通の仕組みまで変えていけるんですよ。すでに半導体製造でクリーンルームを持つ電機メーカーなど、多岐にわたる業界から高い関心を寄せていただいています。生産縮小などで空いた工場スペースの有効活用や、リストラが必要でも社員を解雇せずに済む選択肢としても検討が始まるなど、これからの提案が楽しみです」(照井)

第三工場

地元・福島の会津で生まれ育った渡部にも、新規プロジェクトに携わった感慨に加えて、一つの秘めた想いがあった。「兼業農家の生まれでしたが、農業はきつくて大変な作業の連続なんですよ。冬は雪が降って農作物の栽培ができず、高齢化と過疎化も進み、農業の次の担い手が減っているのが現実です。さらに東日本大震災が発生し、福島の農業は厳しさを増す一方です。そんな逆風を乗り越えていくためにも、安全で計画的、原価も安定するので経営が見通しやすいFプランタは、福島だけでなく、日本の、いや世界の農業にとって明るい将来につながる『次代のビジネスモデル』としての魅力があります。社内からの期待も、社会貢献としても、本当にやりがいもあります」。

川内村植物工場

渡部の願いは、すでに現実となっている。東日本大震災による原発事故で放射能汚染の避難地域となった福島県川内村にいま、避難した住民が村に戻る就職先の一つとして植物工場が建設され、地元の人々に喜ばれ地域に貢献し始めている。 「植物工場システムの生産能力×運用ノウハウ」、そして「×熱意」。その掛け算によって、おいしい野菜の出来栄えも収益の幅も大きく変わっていく。照井と渡部、二人人は今日も「掛け算の答え」が少しでも大きな値の成果となり、しかも安定的に生み出せるように、それぞれの現場に立って挑戦し続けている。びを追求していく産学協同研究の一翼を、三進金属工業は担っています。

Fプランタから世界へと広がる、植物工場モデルの可能性。

ミッションクリア

新しい試みを積極的に応援し、結果を恐れずに難しいテーマに敢えてチャレンジしていく。いつも「どうすれば、できるか」を最優先に考える。Fプランタから始まった植物工場システムもまた、その途上にあり、これからも三進金属工業の挑戦は終わらない。

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